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認知症の人ってどんな気持ちでいるの!?

認知症の人ってどんな気持ちでいるの?

認知症になってしまうと多くの変化が起こります。
急に怒りっぽくなったり、落ち込んで一歩も外に出ようとしなくなったりする、なんてことも珍しくありません。

 

認知症とはある日突然かかるものではなく徐々に進行していくため、初期のころは比較的本人の意識もはっきりしています。

 

最初の頃は普段何気なくできていた仕事や家事などで些細な失敗・間違いを繰り返してしまったりします。

 

その時に「何でこんなことが出来なくなったんだろう」「年のせいかな」と考えてしまい、ひどく落ち込んでしまいます。

 

これは私たちの日常でも起こり得ることなのですが、認知症の方では落ち込む回数が頻繁にあったり、その期間がずっと続いたり、といった状態になっていき、結果的に抑うつ(気持ちが落ち込んでやる気が出ない)状態になってしまうことも少なくありません

認知症でも健康的な人と同じように感情がある

健康な人でも失敗などが続くと落ち込むだけでなく、自分自身に対してイライラしたります。時には人につらく当たってしまったりすることもありますが、これは認知症の方でも当てはまります。

 

物事が思い通りにならないことが続いたり衰えに対する不安が続くことで、感情のコントロールが徐々にきかなくなってしまい、ちょっとしたことに怒ったり泣き出したりしてしまうのです。

 

人は誰でも他人に冷たくされたりすれば傷付くものです。
あの人は認知症だから、と言って冷たく当たれば感情に対して敏感になってしまっている認知症の方にはとてもつらいのです。

 

「何度同じことを言わせるのか」「こんなこともできないのか」などと言われてうれしいわけがありません。

 

認知症の方と健康的な人で感情などに対する違いはありません
ただ彼らは少しだけ不安定になっていて、もどかしい思いをしているだけなのです。

認知症でも健康的な人と同じように感情がある

 

認知症の方だって人との会話を楽しみたい、こんなことをしたい、と考えます。
できる範囲内で本人の希望を叶えてあげてください。

認知症の人には平常心で接してあげることが大切

ここまでで述べたように、認知症の人の気持ちは健康な人が普段感じているものと同じなのです。

 

大事なのは、周囲の人が騒ぎ立てずに平常心で接してあげることです。
簡単なことではありませんが、「変わらない日常」を保ってあげることこそが認知症の方にとってとても心強いことなのです。

 

認知症は出口の見えないトンネルのようなものですが、接する側が少しでも光をともしてあげることこそが認知症の方の生活の質を高めてあげられる唯一の方法なのです。