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認知症という呼び名は病名ではなく総称

認知症は病名ではなく総称

認知症とは1つの病気の名前ではなく、総称のことです。
認知症になる原因はたくさんあります。

 

しかし、原因が違うのに最終的に現れる症状が似てるため「認知症」という名の枠で囲った…という感じです。

認知症の種類「血管性認知症」「変性性認知症」「感染性認知症」

1.血管性認知症

脳梗塞などで脳の血管が詰まったり破れたりすることで脳の一部分の機能が低下したり失われたりすることで発症する認知症を指します。

2.変性性認知症

異常なたんぱく質が脳の中に蓄積したり、何らかの原因により脳が委縮してしまうことにより発症する認知症を指します。

変性性認知症の具体例

・アルツハイマー型認知症
・レビー小体型認知症
・前頭側頭型認知症

3.感染性認知症

何らかの感染症により脳に影響が出ることで発症する認知症を指します。
様々な感染症が原因となり得ます。

原因となる感染症の具体例

・クロイツフェルト
・ヤコブ病
・梅毒
・ヘルペス脳炎
・HIV脳症

その他にも自己免疫疾患が原因で認知症を発症するケースもあります。
これらの中には、原因疾患の治療を行うことで症状が軽減されたりする場合もあります。

4.その他(治療可能なもの)

ここに分類される認知症には様々な原因が挙げられます。

様々な原因の具体例

・慢性硬膜下血腫(感染性認知症との線引きが難しい)
・ビタミンB1の不足
・ビタミンB12の不足
・ホルモン分泌の異常
・脳腫瘍

このような原因でも認知症は引き起こされる場合があります。
こちらも原因疾患の治療を行うことで症状が軽減されたり、消失する場合があります。

認知症と診断される方の9割が上位3つの原因に集約されますが、その他にも様々な原因で認知症が起こることはそれほど知られていません。

 

また、同時に複数の原因で発症することもありますので、少しでもお気づきの点があれば医療機関に相談することをおすすめいたします。

WHO(世界保健機構)や日本神経学会での認知症の分類の仕方

推計
  1. アルツハイマー型認知症・・・約50%
  2. 血管性認知症・・・約30%
  3. 他に分類されるその他の疾患の認知症・・・約10%
  4. 特定不能の認知症・・・約10%